主役は母とトマトを食べた顔

半年前にリフォームを終えてから、やりたかったけどいまだ手つかず状態のものがありました。
時間の余裕がないとできないので、今回ついに実行できました。

まずその1は照明のスイッチのラベリング。
家にあるシールに場所の名前をマジックで書いて貼っただけですが、ずいぶんわかりやすくなりました。
明るければ物が見やすいので照明は潤沢に付けましたが、スイッチがよくわからず活用されていませんでした。

スイッチのラベル


その2は家族の写真コーナーづくり。
フレームは前々から用意していましたが、やっと日の目を見ました。

写真

母が結婚前に父の母親(私の祖母)からもらったという着物を着て写真館でとった写真をメインに、懐かしの家族の写真を適当にピックアップして見られるようにしました。びっくりするほどきれいな母の写真がメインです。
でもここ、実はトイレです(笑)。

トイレの写真

その3も壁面装飾。廊下にニッチ上に作りこんだスペースがあり、ここにもなにか家族が目にして楽しいものを飾りたいと思っていましたが、片付けで「これだ!」というものが出てきました。
額装品の用意はなかったので、100均で調達(300円だけど)。
じゃーん!

トマトを食べた顔

姉の小2の時の「トマトをたべたかお」という作品。ほっぺたがトマト色で、一目見ただけで笑顔になれる傑作です。

これ以外にももう一つ。片付けの発掘品。

父の時刻表

父が小学生の時に鉛筆で書いた国鉄の時刻表。

これで一通り、私の役目は終わりました。

リフォームを終えたら、実家に対する思いが180度変わりました。ビフォーはなるべく短時間で立ち去りたい家でした。アフターは、帰りたい家になりました。しかし、両親が安全に暮らすことができればよいはずが、できればこの新品のきれいさ快適さを保ってほしいと欲が出て、帰ると小姑のように掃除をせずにはいられない自分がいました。
私が帰省すると多少なりとも両親に緊張感が走っているの、わかりますから(笑)。
でも、今回の帰省で私の思いがかえって両親の暮らしやすさを邪魔していることに気づきました。というより、わかっていたけど自分の思いの方を優先したい気持ちの方が強かったのだろうな、申し訳ないけど。リフォームに対する思いが強いが故、手放すことができずにいましたが、ここは両親の家でした。多少汚れても、片付いていなくても、やりたいように暮らせることが一番で、二人になるべく長く自立した楽しい日々を過ごしてほしいというのが最優先事項でした。

ふと、自分の仕事と同じだなぁと思いました。物件に対する思いが強いほど、終わっても自分のもののように引きずってしまう。ある時からスパッと切り替えができるようになりましたが、実家ですからねぇ、久々に半端なく引きづりました。両親なので、容赦なく引きずり回してしまった。リフォームしてこんな気持ちになるというのもやって分かったことで貴重な経験をさせていただきました。

家族の思い出を形にすること、母の作品を飾って楽しむこと、これがとりあえずできて、リフォームが終わったような気がします。一緒にチョモランマ登山に臨んだ姉の存在も大きかった。しんどいくらい大変だったけど、相談しながら愚痴を言いながら笑い飛ばして乗り切りました。最高に楽しかったな。そんな過程があったから、気持ちの整理ができたのだと思います。

あっ、終わったといっても、「シャッターのロックが解除できない!」なんて叫び声が直後に聞こえたりするんですけどね。
そういう意味では終わりなき物語です。
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サマンサ@インテリアクラブ

Author:サマンサ@インテリアクラブ
全国津々浦々飛び回っているインテリアコーディネーターのサマンサです。

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