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サマンサ@インテリアクラブ

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全国津々浦々飛び回っているインテリアコーディネーターのサマンサです。

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「見えないところに収納」は、打首獄門なり!

ビフォーの写真、取り忘れました。もので埋め尽くされた6畳間と8畳間。

ミーティングの結果、「6畳間を母の趣味のアイテムと使用頻度の低い衣類の収納部屋、いわゆるウォークインクロゼットに。8畳間を客間として物のないすっきりした私たちが帰省した際に気持ちよく休める部屋に。」と決定。

母の趣味は多彩で、手芸には膨大な古布、古布でない布、ファスナーや紐の類などや道具類があり、かごを編む籐工芸もがさばる材料があり、その他編み物、織物、布草履づくり、、、とそれぞれの材料と道具、関連書籍、ノートや過去の型紙が大量にあります。
それからうーっとうなりたくなるのは出来上がった作品たち。これは大切にしたいと思いながらひとつづつ段ボールを開けて分類し始めましたが、あまりの多さに「うーっつ」と真綿で首を絞められるような苦しさに襲われます(笑)。

とにかくひとつづつ母に「キープ」か「処分」か聞いて分類ということをやり続け、平場の段ボールを一掃!
姉は「ときめく?」「ときめかない?」とコンマリ流に母に繰り返し聞いていました。
大体の答えは「ときめかない」だったような気がします。

母は今回、観念して臨んでいるとみて、瞬時に決断し、処分品がほんとに多く、物量はぐんぐん減っていきました。
「この部屋に入る分だけにしよう。すべて見渡せるだけにしないと結局あることをわすれてしまって使わないから。補欠ばかりがたくさんで一軍を探すのが困難な状況はやめよう。ときめく一軍をわかりやすく快適につかえるように収納するために全体量を考えて判断しよう。」そんな念仏を耳元で唱えられているのだからねぇ、さすがに。

処分できてうれしい反面、こんなに要らないものに囲まれて、それを収納することに四苦八苦していたことがばからしくも感じました。

 さて、6畳間はもともと母が自分の部屋として使っていたので、その押し入れにもびっしりものが入っており、押し入れの中も同じように分類していきます。6畳間には西面と北面の2方向に半間の奥行きの収納があり、引き出し式の衣装ケースや蓋式の衣装ケースなどを駆使して衣類や手芸材料などが収納されていました。これらをいったんすべて出して分類するのですが、まぁよくぞこれだけ入るものだと感心するくらい出てくる、出てくる(笑)。しかし、笑っていられるもの最初だけで、「一番奥の奥ってどう出し入れするのよーー!」って50年前のこの家の設計に悪態をつき、その悪い収納プランにもかかわらず頑張って頑張ってやっと取り出せる奥の奥までしっかりみっちりものを入れてる母に沸々と怒りが沸くのでした。

その後使いやすい押し入れの中段に引き出し式衣装ケースを並べ、一軍はこの中へ。でも古布の類は残ったものでも大量すぎて、これらを分類する時間は残念ながらなかったのでとにかく大体の素材や色、生地の大きさで分類して仕舞いました。

母は最初いい顔をしませんでしたが、6畳間自体がウォークインクロゼットになるので、押し入れの建具はすべて外しました。(捨てる勇気はなかったので納戸に仕舞った)。とにかく「隠す」のはもう絶対させるもんか!!と。それから踏み台を使わなくては手の届かない奥の奥や天袋にはものを入れないことを、法律で定めさせていただきましたっ。

 押し入れの他、使える箪笥の類はこの部屋に集めました。実は蔵の二階にまだ一つあり、最初にその箪笥の中身を処分して箪笥を運ぶというガテン系の作業もありました。っていうか、すべての作業が根性と忍耐の肉体労働でした。寝るときに日に日に減っていく布団の周りの荷物だけが明日への希望でした。

この『明日おきられるのだろうか?』という感じ、そう、一年前と同じです。
でもなんとかリカバリーして、皆で始まったばかりの朝の連ドラを見てまた一日の作業が始まる。(朝ドラが面白くてよかった!なっちゃん、おじいさん、ありがとう。)

日々作業は前進していますが、残りの日数を考えると予定していた作業量がこなせるのか日に日に焦りを感じ始めるサマンサなのでした。つづく



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