「新しいは素敵」と偉い人

リフォームを終えた実家に帰省した時の『することリスト』が大体ルーティーン化してきました。母が日頃手が届いていない部分の掃除なのですが、どこも新しいので掃除が楽。苦労なく短時間できれいになります。古い家の時は、掃除が大変でやっても思うようにきれいにならないから帰省して掃除しようなんて気になった試しがなかったけれど、リフォームしたら、「きれいを保ちたい」という気持ちが自然と目覚めるんですねぇ。人が変わったように今は、働く、働く(笑)!

特に住宅設備の進化を感じるのはユニットバス。
新しいお風呂は、まめに掃除しなくてもきれいです。たすかるなぁ、これ。すばらしい!
高齢者にとってお風呂の掃除は大変ですからね。
給湯リモコンの使い方、風呂の栓の閉め方、換気扇や浴室暖房のスイッチなど、お風呂に入るための新機能が沢山あるのだから、それをクリアしてお風呂に入るだけで拍手ものです。
その上に、掃除のための、排水の部分の取り外し方、取り外したものの取り付け方、、、これらも簡単になっているとはいえ、そこまではTOO MUCHだと感じます。

今回は時間があったので、お風呂の入口の2連引戸の桟の部分の汚れが気になり、細かくて面倒だけど掃除しようと思ったら、なんとびっくり!

桟が取り外しできるんですね!

風呂引戸桟1

↑取り外したところです。取り外したら、なんて掃除が簡単なんでしょう!それに外すのもはめるのも簡単、ただ置くだけです。
『そんなことも知らなかったの?』と言われそうですが、はい、自分自身では、最新式のユニットバスを使っていないので、お掃除方法までは知識がありませんでした。

そして、お掃除を終えて元に戻すとこの通り。↓

風呂引戸桟2

いやーん、奥様、なんて簡単!すばらしい。
メーカーの開発努力、称賛に値しますね!


ところでこの快適なお風呂に、父はさてさて、入っているのか?というと、極めて少ない頻度で入っているようです。

先日、担当のケアマネージャーが家に来てくださって、その時にお風呂に入っているか聞かれたそうです。
父は「滑るから入らない」と答えたそうで、もう使わないのでしまっておいた滑り止めマット(仮住まいのアパートの浴室が滑るのが怖いというので買ったもの)が再登場となりました。
この話を母から聞いて、『ああ、そういうことか!』と、父の深層心理がわかったような気がしました。そして、「前回はまんまと引っかかったが今回はそうはいかないよ」とも。(←ハードボイルドな娘)

父の生活ぶりを垣間見ていると、普通に少しの距離を歩いて移動する、ちょっとのものをもって運ぶ、こういうことも億劫なんだろうと感じます。早い時間に夕食を済ますと、早々に自分の部屋のベッドに入ってテレビを見ています。もう、動きたくない。別に汗もかいてないし汚れていないから風呂にははいらなくてもいい。朝、体を拭けばいい。(←その気持ちもわかります。)

でも、ケアマネージャーに聞かれたら、そんなことは間違っても言いたくない。自分は入る用意はいつでもあるが、何しろ風呂が滑るのはよくない。自分のような思慮深い人間は、危機管理能力が高いから、危ないことはやらないのだ。馬鹿な奴らは何も考えずに行動してけがをするのだ。自分が現役のころは、そういうことは部下に徹底して教育したものだ。今のものはなっていない。そんなことも誰もわかっていないよ。、、、と毎度の自慢話がリピートされる。
 
ってわけで、風呂が滑るってのは、エクスキューズなんだと思った次第です。
確かに、新しい浴槽は白くてつるつるしてきれいだから、そんな印象を持つだろうなぁとは思いますが、それにかこつけている割合の方が圧倒的に大きいだろうと。

毎日自分で起きて着替えてご飯を食べて、トイレに行き、車も運転し、新聞を読み、たまには風呂にも入る。88歳でほんとに頑張っています。浜松のおばさんが言ったとおり、偉いです。
偉いんだけど、母がまだ目を通していな朝刊の自分の気に入った記事を切り取り、気に入らない記事にはマジックで×を書く、そういうゴーイングマイウェイ、ほんとにまわりが“えらい”です。


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サマンサ@インテリアクラブ

Author:サマンサ@インテリアクラブ
全国津々浦々飛び回っているインテリアコーディネーターのサマンサです。

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