終われないリフォームとバリアフリーの成果

「最後の、最後のお願いにやってまいりました。何卒、何卒、宜しくお願いします」的な涙の訴えと共に実家を後にした後、なんとも言われぬ苦い思いを抱える日々でした。

その翌週実家に帰ると、母が真っ先に言いました。「すごいよ!お父さん、毎日掃除している!」
少しは効いたか!
とは思ったものの、結局風呂には入っておらず、残念でならない気持ちが抑えられず、翌朝帰る前に、「お父さんが入りやすように一生懸命考えてできたお風呂なんだから、せめて、私がいる時に入ってくれてもいいんじゃないの!?」とジャブを浴びせ、やっと、「チチ、フロハイル」となりました。

実家を後にしたその後は、苦い思いがますます苦々しくなって、しばらくブログを書く気になれない日々でした(としばし更新しなかった言い訳)。そんな時に届いたブログの拍手コメント。「私の父もそうでした」というコメントに救われたような気がしました。

そして今週、家具が届くのでそれに合わせて再度実家へ。
細々とした用事を済ませ、工事代金の残金の支払いを無事済ませ、ホッとしたところでなぜ!!何!?? このタイミングで!???


来週に続く?


なんて出し惜しみしたくなるくらいのタイミングで、なんと、停電!!
家の裏側の駐車スペースに設置していた電動シャッターがとうとう動かなくなり、その関係でその回路の父の部屋や風呂などが停電に。
前回も停電(これは台風が原因でしたが)で今回も!って、私が疫病神か!?ってへこみます。
へこんでもいられないのでもろもろ手配して、実家を後にしました。

その後シャッターは完全に復旧不能ということが判明。ここまでなんとかできたから、裏の外構は追々考えて、、、なんて思っていたら、そうは問屋が卸さなかったーという試練です!(笑)
よく考えれば、私がいる時でよかった!

その後、久々に浜松の友人の両親のお宅へ。
友人は結婚してシアトル在住ですが、友人がいなくなっても変わらず遊びに行って、行くと私の愚痴を聞いてくれるおじさんおばさんです。おじさんおばさんも、実は今月引っ越ししていました。住み慣れた家から、介護サービス付きのマンションに。新居の家具の相談にのりがてら、父の愚痴もポロポロポロポロ、、、。

ひとしきりうんうんと私の話を聞いてくれ、「お父さん、えらいと思うよ」とおばさん。
「えらいって、しんどいってこと?いい意味のえらいってこと?」と私。
「両方。年を取ると思うように体が動かなくなる。動きたいと思う気持ちはあっても動かないのはホントにつらいししんどい。だから87歳でそうやって元気で生きているってこと、私は尊敬する。」とおばさん。

「それに、変わらんよ」(遠州弁)

ずっとあった苦々しい気持ちが、少しづつ晴れていきました。
変わらないのは分かってるけど、変わってほしいって思っちゃうんだよね。
それで毎回がっかりして腹が立って、戦いのゴングが鳴り、嫌な気持ちになるという繰り返し。

おじさんとおばさんの言葉は不思議に昔からスッと入ってきて、思い返すことが多々あります。
今回も、もう父にいろいろ言うのはやめようと思いました。

アフター店の間

そんな父は、領土の拡張中です。
母が明るい窓際で手芸ができるように作ったカウンターの前に自分の椅子を動かして、テレビをつけ新聞を読み、寝ています。

さて、父が自分の部屋から椅子を引きづって移動できるのは、父の寝室とトイレ、脱衣所以外はオープンな間取りにしたことと、床がタイルカーペット(引きずっても傷が付かないし引きずりやすい)だからだと思います。下はビフォーの一枚ですが、かつては狭い間口の真ん中に廊下がありました。居間と台所の間に廊下があり、建具が付いていたので床の段差もありました。廊下の幅もかなり狭かった!このバリアだらけの動線だったら、椅子を引きずって運ぶことはできなかったと思われます。嬉しいような、そうでないような(笑)。

廊下ビフォーの





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サマンサ@インテリアクラブ

Author:サマンサ@インテリアクラブ
全国津々浦々飛び回っているインテリアコーディネーターのサマンサです。

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