スーパーマンのように駆け付けたい!

”トイレは普及品でこだわりなし” のはずでした。

いざ現場がスタートして最終確認となると、ちょっと気になることが出てくるものです。
膝の悪い父は、アパートの便器が低くて使いにくいと言っていて、トイレの座高が気になっていました。

電動で座ったり立ったりする動作をサポートしてくれるものがあるのは知っていましたがそれでは大げさすぎるし、いかにも介護機器という見た目は父のプライドがそれを使うことを許さず(推測)、で、カタログで調べたところ、補高便座というものを見つけました。3センチもしくは5センチ座高をかさ上げしてくれる、シークレットブーツのような便座!もともとシャワートイレと便器は一体型でなく、別々の普及品グレードを選んでいたのでそのシャワートイレを補高タイプのものに変更すればよいようです。

補高便座

と、書いてしまえば簡単ですが、ネットで調べ、カタログでチェックし、これは介護保険で補助があるのかもと思い、介護リフォームをしている会社に聞き、そしたら「それは福祉用具を扱っている会社の範疇でケアマネージャーに相談して介護プランに組み込んで購入することになりますよ」と教えてもらい、ケアマネージャーに連絡したら商品について業者に確認してくれて「便座自体が座高の高いものにしては?便器と便座の間のお掃除がしにくですよと言われましたがどうですか?」と言われ(それは補高便座だからじゃなくて、単に一体型のほうが掃除が楽ってことだよね?と思いながらも)、打ち合わせが早く終わったので、とにかくショールームに行って確認したほうが早いと新宿のショールームに行き(大きいところならレアな商品でも現物が見られるかと思い新宿へ)、しかし、便器の座高はすべて420ミリで同じと言われ、補高便座の現物もなく、しかし、現在スペックしている便器に合わせることが可能であることが確認でき、、、、帰ってきてからまた念のため調べたら車いすの方用の便器なら座高が高いことがわかり、あっとその前にK建築さんにも相談したら、「以前、そういうお客様がいらして、座高の高い便器はなかったので便器の部分だけ床を上げて高くしたことがあります」という話もありで、、、、。

コーディネーターだけど、こういう案件を普段やっていないので恥ずかしながら知識不足でトイレ一つで翻弄されます。ユニバーサルデザイン(だれにも使いやすいデザイン)という考え方は認知度が上がっているけれど、いざ実際に取り組もうとするとそういう商品を出しているメーカーでもちゃんと答えられる人は少なく、はたまた介護の専門家は一般的な住宅設備については詳しくないわけで、、、。こういう時に頼りになる人、どこにいるんですか~!!?とほんとに叫びたい気持ちです。

叫びたいと同時に、そんな叫び声にスーパーマンのようにマントを翻して駆けつけるコーディネーターでありたいと思う、マントのないコーディネーター(涙)。

僭越ながら、私、がんばろうと思いましたっ。

ちなみにわかりやすくて役に立ったのが、リクシルでタダでもらえる「住まいのユニバーサルデザインガイドブック」というカタログ。HPからも送付依頼できますよ。
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サマンサ@インテリアクラブ

Author:サマンサ@インテリアクラブ
全国津々浦々飛び回っているインテリアコーディネーターのサマンサです。

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